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見知らぬ乗客 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 見知らぬ乗客
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1953-05-20
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,スポーツもの,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
ヒッチコックは観客をじりじりさせるのが本当に上手く、ほとんどサディスティックですらある。おまけにただ単に緊迫感を盛り上げるだけでなく、どことなく洒落てる。遊園地やテニスの試合場といった場所の使い方、ボクサー犬(?)やライターといったアイテムのセレクトがかっこいいのだ。そしてなんといってもメリーゴーランドでの最後の対決シーンが最高! むしろ主人公や悪役よりも一場面一場面の強烈な絵が脳裏に焼きついている。なんというセンスの良さだろうか。  ところでブルーノが排水溝に落ちたライターに必死で手を伸ばすシーン、何かに似てるなと思ったら、なんと『ウルトラマン』でハヤト隊員が変身用の道具をつかもうとするシーンにそっくりだ。円谷さんはこんなところから影響を…? どんな分野の人間でも、ヒッチコックの才能に触れてしまったら影響を受けずにはいられないのかもしれない。だって、かっこいいもんなあ。
no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-24 02:48:40)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 71件
作品の平均点 6.90点
作品の点数分布
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445.63%
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61318.31%
73346.48%
81014.08%
957.04%
1022.82%
作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 50.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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