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《ネタバレ》 このレビューでも酷評の本作品ですが、たまたま時間があったため、DVDを借りて観てみました。(原作は1・2巻まで読みました)原作の持つ不思議な能力についての描写や人間の肛門をぶち破って出てくる怪物の描写などは、映画ならではの視覚効果になっています。しかし、モーガン・フリーマンが登場してくる頃になると、話はその神秘性を失い、アクションめいた展開を見せます。つなぎがチグハグな印象を受けました。スタンド・バイ・ミーを彷佛とさせる少年時代の回想もあっさりと片付けられ、ダディッツの特殊性が(何故4人にとって特別なのか、それぞれが思い出す程の存在感があるのか)描ききれていない感じがします。ラストもヘリと人間の対決シーンなど描くよりも、あの赤いカビに侵食された住民の方がとても気になります。男2人の葛藤などテーマではないのですから。そういう意味では狙いが外れた映画だとしか思えません。ダディッツと異星人の関係もそれでいいのか?と画面に問いかけてみたくなりました。ただ、ひとつ、いいなあと思ったのは、うっそうと繁る木々に雪が嵐のように舞う中、車が走るシーンを俯瞰気味にとらえている場面。「シャイニング」のオープニングシーンを観ているみたいで、視覚的に不安にさせることに唯一成功していると思います。その他は、う~ん、しんどい映画でした。
【映画小僧】さん 3点(2004-03-29 11:35:19)
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