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《ネタバレ》 砂漠に陽が昇る。赤く、赤く、真っ赤な陽が昇る。映画の最初で、ロレンスがマッチに火をつけるシーンで砂漠の日の出につながる場面があります。後半、自然の太陽にではなく、独立という戦いのもとに流された血で、砂漠が赤く汚されていきます。砂漠を愛するロレンスは、「こんなはずではなかった」という想いで胸を傷めるのですが、やはり人間。大自然の前では、希望足り得ても、希望そのもの(多くの人の恵みとなる太陽にはなれない)
には届かない弱さが、凄く滲み出ている映画です。砂漠の美しさはもちろん、怖さも、はかなさも、まるで役者のように変化をみせる、その撮影にはひたすら脱帽です。男なら、同じ挫折でも、ここまでのスケールで挫折してみたいものです。 【映画小僧】さん 10点(2004-03-01 21:35:33)
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