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放浪記(1962) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 放浪記(1962)
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1962-09-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画,伝記もの,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
原作未読。ふみ子は男運が無く、仕事も長続きしない。だから当然貧乏だし、苦労も多い。一方でふみ子が持つ強さというか図太さが面白くもある。刑事にしょっぴかれても平然とした顔で「面白いわ、何でも経験になって」と言ってしまうあたり、苦しい環境で生きてきた女の強さと、作家の気質がよく表れていたんじゃないかと思う。そんなふみ子を高峰秀子が演じたわけだが、何だかいつもと違う感じで驚く。高峰秀子が「高峰秀子オーラ」を消しているというか、そこにいるのは大女優ではなく、ふみ子なのだと思える出来。脇も田中絹代、宝田明、加東大介、草笛光子、仲谷昇、伊藤雄之助などまさに適材適所な配役で素晴らしい。小林桂樹は無駄遣いかもしれないが、それはそれでありがたい。ちなみに「でんぐり返し」は出てきません… ちょっと期待してたんだけど。
リーム555さん [DVD(邦画)] 8点(2011-09-13 18:38:08)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 54.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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