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いのち・ぼうにふろう のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 いのち・ぼうにふろう
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1971-09-11
ジャンル時代劇,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ならず者たちが人生で初めて他人の為に命を懸ける。そういう心意気が気持ち良い。ただし、捨てずに済んだ命は多々あるし、要領の悪さに目が行ってしまうというのは大きな問題だ。また逃げている間は「富次郎だけは助かってくれ」とも思ったが、逃げ切った後、急に虚しさが湧いてきた・・・ 人命の犠牲によって得られた幸せも存在するが、このケースでは誰も喜べない・・・。幸せを背負うという表現はおかしいかも知れないが、若い二人にはあまりにも重い物を背負う結果となった。ところで勝新太郎の使い方にはちょっとびっくり。剣豪のイメージが付いているスターを起用し、観る側に勝手な期待をさせておいて、それを逆手に取るような…。いや、なかなか面白いものです。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-28 22:35:17)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.02
このレビューの偏差値 63.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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