タイトル名	重力ピエロ
製作国	日
上映時間	118分
劇場公開日	2009-05-23
ジャンル	ミステリー,青春もの,小説の映画化

《ネタバレ》　ふむふむ、なるほどね。原作は未読だけど、同じ伊坂幸太郎原作の映画「アヒルと鴨･･･」同様、よく練られていると思った。春のこれまでの人生を考えると、どれだけ思い悩んだかしれない。偉人の言葉に詳しいのはそれらに救いを求めた時期があるから。火によって浄化するというのは、宗教にも手を伸ばした事を感じさせる。子供の頃から「なぜ父親に似ていない？」「なぜ自分だけ絵が上手い？」「レイプって何だ？」と引っかかっていて、真実を知った後は自分の存在そのものについて悩み続けた。絵に描いたようなイケメンだけど、たまに心の闇を感じさせる表情を見せる春。加瀬亮、小日向文世の安定感もさることながら、岡田将生がとても光った一本。

作品のレビュー数	82件
作品の平均点	5.66点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 4 4.88％ 3 5 6.10％ 4 9 10.98％ 5 10 12.20％ 6 31 37.80％ 7 16 19.51％ 8 6 7.32％ 9 1 1.22％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.54
このレビューの偏差値	55.66 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値