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《ネタバレ》 90年代初頭に存在してはいけない車がバンバン通るのはご愛嬌として、全体的には割りと良い印象。特にナツが良かったかな。いかにもそれっぽく、チャラチャラしているが、程よい馬鹿さ加減であまり嫌味には感じず、さらに自分に大した才能が無いことも理解していて、悩んだり、苦しんだりする姿に共感できる部分もある。アサコも自分に似たナツの弱さが嫌いで、二人はぶつかり合う。そんなアサコの成長がひとつの形となって表れ、とても清々しい気分の中、ラストシーンへ。いろいろあったけど自分と向き合って、すっきりしたようにも見えるナツとそのナツを見守るアサコ、二人の未来が感じられる素晴らしい場面だった。
【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-14 20:00:40)
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