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<原作未読>多くの作家を惹きつけてやまない「本能寺の変」。北野武監督はボーイズ、、ではないおじさんたちのラブを盛り込んで愛憎劇として一連の出来事を描いた。それ自体には良いも悪いもないんだけど、映画としては盛り上がりに欠けた印象だ。ここが山というところがないし、群像劇が陥りがちな散漫なストーリー、大河ドラマへのアンチテーゼとした人物設定もイマイチ嵌まらなかった。合戦シーンにしてもお金をかけたのは分かるが、どちらに感情移入するでもないんで高揚感の類は得られないし、無駄にグロいにもどうかと…。秀吉、秀長、官兵衛のアドリブっぽいやりとりでクスリと笑えたり、首というタイトルを回収したラストなど良かった点も思い出されないわけではないが、採点としてはこんなところでご勘弁を。
【リーム555】さん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-24 21:38:59)
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