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《ネタバレ》 <原作未読、ドラマ版も未見>逃げる横浜流星、追う山田孝之。至って硬派な作りで、終始程よい緊張感に包まれていた。加えて、職場で鏑木に関わった人たちがこの映画の個性を形作っている。建設現場の責任者のような下衆野郎(駿河太郎がホント上手)もちゃんと出てくるが、他人を信じて行動した人たちの温かさがこの映画の核になる部分だ。現代においてリアリティはあまりないかもしれないが、創作くらいそういうものを見たいとも思うし、だからこそ感動もあった。藤井監督が信頼を寄せ、頻繁に起用している横浜流星はもちろんのこと、年上のおねえさん感が嵌まった吉岡里帆など脇を固める面々も素晴らしく、良い映画に仕上がっているのでは、と思う。
【リーム555】さん [映画館(邦画)] 7点(2024-12-05 21:11:01)
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