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小説吉田学校 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 小説吉田学校
製作国
上映時間132分
劇場公開日 1983-04-09
ジャンルドラマ,モノクロ映画,政治もの,歴史もの,実話もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 <原作未読>森繁久彌の吉田茂、ハマってるな~。鳩山一郎、池田勇人、佐藤栄作なども雰囲気あるし、キャスティングは上出来。サンフランシスコ講和条約締結まではモノクロなのに、三木武吉との対立が中心になるパートではカラーに切り替わる演出も面白い。さらにストーリーには全く影響を及ぼさないが、後に大物となる人物、例えば新聞記者時代の安倍晋太郎、県議だった頃の竹下登などを少しだけ登場させるサービスも嬉しい。特に前半はワクワクできた。不満といえば終盤。三木がやたらと目立つのはいいが、吉田の存在感が薄くなってしまった。説得に訪れた緒方竹虎に対し、鳩山に政権を渡さない理由を熱弁しておいて、娘の顔を見た途端、急に辞める気になったのも納得できず…。一番ドラマチックな場面にもなり得るはずなのに、あまりにも呆気なく、思わず「えっ?」と声が出てしまった。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-03 10:15:15)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 7.07点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 49.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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