Menu
 > 作品
 > チ行
 > 血と砂(1965)
 > リーム555さんのレビュー
血と砂(1965) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 血と砂(1965)
製作国
上映時間132分
ジャンルアクション,戦争もの,モノクロ映画,青春もの,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 戦争をテーマにしているが、どちらかと言えば楽しい時間が続く。小杉曹長が指揮するヤキバ攻撃メンバーには軍楽隊(音楽学校を出たばかりの素人集団)の他に佐藤允、伊藤雄之助、天本英世など個性的な俳優が演じる個性的なキャラクターも含まれ、笑いを忘れない作りになっている。しかしクライマックス。ここで反戦映画の色が強く出る。映画冒頭に「昭和二十年、夏」と出てくるが、これが肝だった。当時の指導者側の難しさも知らない訳ではないが、それにしても「なぜもっと早く終わらせることができなかったのか?」という岡本喜八監督の無念が伝わってくる。曹長の「俺は戦争のやり方は教えた。しかし、人殺しは教えんぞ!」といった言葉も印象的。傑作だと思う。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-12-28 16:03:04)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
619.09%
7327.27%
8436.36%
919.09%
10218.18%
作品の標準偏差 1.21
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
血と砂(1965)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS