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晩春 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 晩春
製作国
上映時間108分
劇場公開日 1949-09-13
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「どんな人よ?」「叔母さんはゲーリー・クーパーに似てるって云うんだけど…」「じゃ凄いじゃないの。あんた昔っからクーパー好きじゃないの」「でもあたしはうちにくる電気屋さんに似てると思うの」「その電気屋さんクーパーに似てる?」「うん、とてもよく似てるわ」「じゃその人クーパーと似てんじゃないの!何よ!ぶつよ!」 なんだろう、この会話。小津監督はこういうセンスが素晴らしい。本作は小津映画のスタイルが確立された作品という事で、あらすじを読む限りじゃカラーが白黒に、岩下志麻が原節子に置き換わった「秋刀魚の味」みたいな感じだろうと思っていたが、紀子の父に対する想いが強すぎて、なにやら怪しい方向に行きそうでちょっと驚いた。壷をめぐる論争は後で知ったけど、確かに意味深ではある。嫁に行かなきゃ行かないで心配だし、行けば行ったで寂しいし…。でも娘に「結婚」とは何ぞや、「幸せ」とは何ぞやを説く場面は感動した。時々怖い感じもした原節子だが花嫁姿はとても綺麗でした。
リーム555さん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-16 21:30:43)
その他情報
作品のレビュー数 78件
作品の平均点 7.72点
作品の点数分布
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322.56%
433.85%
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61316.67%
71316.67%
81620.51%
91823.08%
101215.38%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 47.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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