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《ネタバレ》 面白かった。保険金目当ての殺人容疑をかけられた球磨子はワイドショーのネタとしては最高の悪女。そんな球磨子から時折感じられる弱さや孤独感といったものが印象的で、桃井かおりの演技力が感じられる。「悪い女」だと認めつつも、球磨子も愛する福太郎の心情を理解するのは少し難しいが、だからこそ驚きもあった。ただ、息子の宗治が「父とは会っていない」と言い張ったら行き詰まると思うが、その場合、弁護士先生はどういう手を打ったんだろうか? 事故を起こしそうになった経験から「自殺」の発想が出てくるのは良かったが、そこからの展開はやや都合が良いように思えた。裁判後のワインをかけ合うシーンは必見。
【リーム555】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-30 23:58:34)(良:1票)
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