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ハンサム★スーツ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハンサム★スーツ
製作国
上映時間115分
劇場公開日 2008-11-01
ジャンルコメディ,ファンタジー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  一見、寛子(北川景子)の「中身を見て」発言は、思い上がった女のわがままに見えるんだけど、よくよく考えてみると実はこれは「顔がどうこう」とか、そういう話ではなくて、「人を好きになること」あるいは「人と人とのコミュニケーション」における「不全感」の問題だから、普遍的な欲求であり悩みなんですね。
 金を持っている人が「こいつ、金が目当てなんじゃね?」、親切な人が「こいつ、優しくされたいだけなんじゃね?」という疑いを持ってしまうのと同じこと。
 「もとえ(大島美幸)の顔をしていても自分に惚れた」というのは、琢郎が自分の中身を見てくれたことの証拠には、実はなっていません。
 この映画の一連の出来事は、寛子の不全感を(あくまで個人的に)解消するスイッチになったわけです。そのスイッチを入れることに成功したから、寛子は琢郎の胸に手放しで飛び込んでいけたのです。そう考えると、どんなカップルにも、似たようなことが思い当たるのではないでしょうか?
コウモリさん [地上波(邦画)] 8点(2011-12-07 15:02:37)
その他情報
作品のレビュー数 72件
作品の平均点 5.96点
作品の点数分布
011.39%
111.39%
200.00%
300.00%
479.72%
51723.61%
61926.39%
71825.00%
868.33%
934.17%
1000.00%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 58.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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