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チャーリーとチョコレート工場 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チャーリーとチョコレート工場
製作国米,英
上映時間115分
劇場公開日 2005-09-10
ジャンルコメディ,アドベンチャー,ファンタジー,ミュージカル,ファミリー,リメイク,小説の映画化,グルメもの
レビュー情報
ファンの人に言わせれば「バートンが原点に帰ってくれた」などと評価されることだろうけど、個人的にはやはり監督は「ビッグ・フィッシュ」でいい意味で大人になったと思わされる映画だった。ジョニー・デップの存在感に加え、原色を使ったセットの数々はいつもながらセンスを感じさせるし、いざというときに歌うウンパルンパも楽しいが、それ以上に盛り込まれたブラック・ユーモアはファンタジーというよりも教訓的な寓話を作り上げていて、そこがバートンの父親の視点も強く感じさせる。余談だが、子役たちが性格に負けず劣らずアクの強い顔つきばかり、毎度ながらバートンの役者選びには感心させられる(バットマンシリーズは別)。クリストファー・リーは「スリーピー・ホロウ」にも出演していたが、オタク監督バートンの元ドラキュラ俳優への敬意の表れなのだろう。ラストの展開もたしかに「ビッグ・フィッシュ」だ。一歩間違えると陳腐になりがちだが、監督の演出によって、わざとらしすぎないメルヘンチックな温かみを持った終わり方になっていて、後味は非常にいい。バートンファンも「ビッグ・フィッシュ」似だからといって目くじらを立てずに、にラストを静かに見守って欲しい。
マイカルシネマさん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-06 00:01:08)
その他情報
作品のレビュー数 315件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
010.32%
141.27%
230.95%
3134.13%
4247.62%
54012.70%
65818.41%
77122.54%
86019.05%
93210.16%
1092.86%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 54.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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