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ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM> のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM>
製作国
上映時間312分
ジャンルドラマ,TV映画,小説の映画化
レビュー情報
ひたすら追い詰められていくケインがとにかく悲惨で最後の最後まで彼に同情してしまいした。ほんの些細な出来事からアベルに憎まれ姉妹には彼のことを憎むようになっていく、ここら辺の描写が自然なのでラストで彼がアベルに卑怯な手を使っても素直な気持ちで見ていられ、頭取の席を立つときの後姿にも哀愁を感じました。逆にアベルの方は完全に悪役として見てしまいます。後半になってからの異常な執着ぶりは破局に対する彼への八つ当たりのような気がして全く同情できませんでした。しかしその分、ラストの彼のセリフには本当に泣きそうになりました。支援者の正体は古典的な小説から見るとややありきたりで前半で既にわかってしまったのですが、忘れかけた頃にきたので素直に彼に同情できました。「良き友人になれたはずなのに・・・」という彼の最後のセリフに全てが詰まっています。
マイカルシネマさん [地上波(吹替)] 8点(2005-03-24 23:35:37)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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619.09%
7327.27%
8436.36%
919.09%
10218.18%
作品の標準偏差 1.21
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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