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ダークナイト(2008) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ダークナイト(2008)
製作国
上映時間152分
劇場公開日 2008-08-09
ジャンルアクション,サスペンス,SF,シリーズもの,犯罪もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 実はバットマンの悪役は1人を除いて、全員が精神異常者。(犯罪紳士ペンギンだけは普通の刑務所行きだが、他の悪役は皆アーカムにぶちこまれる)
で、その代表選手がジョーカー。

そして、ジョーカーは、バットマンを「仲間」だと思っている。同じ精神異常者だと。
つまり、ジョーカーとバットマンは表裏一体の存在。
トラウマから正義の使者となったバットマン。
トラウマから悪の権化となったジョーカー。
やり方が違うだけで、根っこは同じだろう、というわけ。

精神異常者であるジョーカーには、金も権力も名誉も、何も要らない。
ただ、同じ精神異常者であるバットマンを「同じ土俵」にあげたいだけ。

そして、バットマンはジョーカーと同じ精神異常者にならないために「最後の一線」として、けっして「殺さない」。

この展開が、1990年代以降のアニメとコミックでは主軸になっていた。
それをきっちり描ききって見せたのが『ダークナイト』。

でも、まさか、ここまでやりこむとは思わなかった。
信じられない。
最高な一本でした。
伊達邦彦さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-10 18:18:16)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 347件
作品の平均点 7.69点
作品の点数分布
020.58%
120.58%
241.15%
382.31%
492.59%
5195.48%
6349.80%
74914.12%
88223.63%
98123.34%
105716.43%
作品の標準偏差 1.97
このレビューの偏差値 55.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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