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ぼくのエリ 200歳の少女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ぼくのエリ 200歳の少女
製作国スウェーデン
上映時間115分
劇場公開日 2010-07-10
ジャンルホラー,サスペンス,ファンタジー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
藤子不二雄ならトマトジュースで解決してしまうんだろうけど、これは何とも切ない。
何人かで協力して定期的に献血するとか、まあ、そういう問題でもないんだけど…。
全体的に映像は美しい。
殺戮シーンはホラーが苦手な僕でも大丈夫な程度。
CGの処理は雑で、猫まみれのシーンなんかは結構笑えた。
招かれないと家に入れないなんて道徳的な設定にも感心した。
そのお陰で単なる殺戮者ではなく、複雑な宿命を背負った異邦人としてエリを受け入れることが出来た。
それにしても、この作品のテーマでもある相手を理解しようとする心みたいなものがあれば、いじめっ子とも分かり合えたんじゃないかと思うのだけど、いじめの解決法が報復というのが悲しいね。
そういう絶望感が逆にこの作品を深めているのだろう。
最終的にハッピーエンドなのかどうかよくわからなかったけど、オスカーとエリの行く末をもう少し見守りたいと思えたので、僕は結構この作品を気に入ったのかも知れない。
あと、リメイク版のキャストがクロエ・グレース・モレッツと聞いて、一気に期待値が上がった。
夏の日本公開を楽しみに待ちます。
もとやさん [DVD(吹替)] 9点(2011-05-16 14:56:04)
その他情報
作品のレビュー数 76件
作品の平均点 7.11点
作品の点数分布
011.32%
100.00%
200.00%
311.32%
445.26%
579.21%
6810.53%
71722.37%
82634.21%
9911.84%
1033.95%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 56.40
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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