Menu
 > 作品
 > ニ行
 > 日本のいちばん長い日(1967)
 > もとやさんのレビュー
日本のいちばん長い日(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 日本のいちばん長い日(1967)
製作国
上映時間157分
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,モノクロ映画,犯罪もの,政治もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
もっと堅苦しい作品かと思ってたら、意外にもエンターテインメント作品になっていて、興味を惹かれました。
悲惨な戦争の事実を描いてるわけで、面白いなんて言ったら不謹慎なのかも知れないけど、当時の将校たちの心意気が感じられて、ワクワクさせられます。
もしフィクションだったとしたら、最後の一兵卒まで玉砕覚悟で戦い抜くというプライドに一票を投じたい。
もちろん戦争はよくないと思うけど、今の政治家にもこれくらいの心意気が欲しいですね。
少なくとも、現代の日本を取り巻く状況もこの頃と大差ないように感じます。
このまま無条件降伏してしまうのが本当に正しいのか、ひとりひとりの国民が冷静になって考えてみるべきなのかも知れません。
作風としては反戦ではなく、淡々と事実を描くドキュメンタリータッチで、どこまで真実に近いのかということは抜きにしても、太平洋戦争の1つの側面として、日本人なら知っておいて然るべきことなのかも知れません。
そして、やっぱりラストの玉音放送は昭和生まれの日本人としては、心を揺さ振られるものがありました。
この作品に出会うまでの僕にとって、玉音放送というのは戦争の終結を意味する平和の象徴だったんですけど、今では少し複雑な心境で受け止めるように変化したように感じられます。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2010-10-27 06:10:51)
その他情報
作品のレビュー数 99件
作品の平均点 8.27点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.01%
300.00%
400.00%
544.04%
611.01%
71818.18%
82929.29%
92727.27%
101919.19%
作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 53.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
日本のいちばん長い日(1967)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS