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ナイロビの蜂 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ナイロビの蜂
製作国英,独
上映時間128分
劇場公開日 2006-05-13
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 『シティ・オブ・ゴッド』のメイレレス監督ならではのスラムの風景とかアフリカの人たちの描き方はやっぱり魅力的。ラスト近くの少年を飛行機に乗せるかどうかという、ギリギリの状況の「究極の選択」の重みも上映後にずしりと胸につっかえる。ただ、やっぱりサスペンス部分が惜しい。常にこちらの一歩手前で誰かが新事実を教えてくれるので、サスペンス感は薄い。妻の正体みたいな謎もあまり深まらないし、イギリス政府からも監視されてるはずなのにあっさりとケニアに戻れたり、国連支援組織の飛行機に乗れちゃったり。まあ、一番おかしいのは、あんなに重要なこと、なんで手紙に、それも手書き&署名付きで書いちゃうかなあ・・・という事件の根幹に関わる部分だったりします(原作がそうなのかもしれないけど、現代という時代設定を考えればあれはない)。というわけで、社会派スリラーとしての詰めの甘さが残念で、手ぶれカメラ演出もあまり効果的とはいえず、序盤のスラムの映像以外にはメイレレス監督の力量もあまり活かせていないなあというところ。
ころりさんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-24 22:44:16)
その他情報
作品のレビュー数 92件
作品の平均点 6.23点
作品の点数分布
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211.09%
311.09%
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62426.09%
72122.83%
899.78%
977.61%
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作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 48.99
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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