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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
製作国米,英
上映時間119分
劇場公開日 2009-01-24
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
ディカプリオ演じるフランクは、妻にいつもちょっとだけ譲歩するけれど、でも最終的には自分の思う方向に夫婦関係を導いてきた。自分では「妻にこれだけしてやっている」と「いい夫」を演じつつ、そういう自分の「心遣い」をちゃんと受け止めない妻にいらだっている。ウィンスレット演じる妻のエイプリルは、そんな夫が見せかけの善意でつくりだす「檻」のなかで狂気を少しずつため込んでいる。そういう夫婦の関係性を的確に伝える冒頭の市民劇団のエピソードが秀逸。その後は、夫婦喧嘩→修復への努力→問題をさらにややこしく、という恐るべきパターンがこれでもかと描かれます。どんな夫婦も自分たちは「特別だ」と思う時があるもの。どんな夫婦にも「自分がこれだけやってるのに相手はなぜそれを理解できないのか」と思う時があるもの。しかし、そういう日常の歯車がも狂ったときに訪れる闇は果てしなく深く、そして恐ろしいのです。そして、最後のキャシー・ベイツの一言に思わず苦笑。このあたりは、まさに『アメリカン・ビューティ』を撮ったサム・メンデスの本領発揮です。
ころりさんさん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-12 21:40:36)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 6.12点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 54.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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