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孤高のメス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 孤高のメス
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2010-06-05
ジャンルドラマ,医学もの,小説の映画化,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 成島監督、『八日目の蝉』でも押しつけがましくない、いい演出をしてたけど、そのルーツみたいなものが見えてくる1本でした。スーパードクターが主人公の映画ですが、本領は「善良なふつうの人」の描き方。院長先生、手術チームのみなさん、市長とその家族、そしてドナーとその家族。とにかく、主人公2人の周りが暖かく、そういう世界の描き方では邦画ではトップなんじゃないかなと思う。一方で課題は「悪役」。かの映画でもそうでしたが、「悪役」がほんとに魅力がない。生瀬さんだからもってるようなもので、あとの2人の医師はどうしようもない俗物ぶり。タバコぷか~としながら週刊誌記者と会うシーンなんか、いつの時代の映画か、と目を疑いました。とはいえ、主人公2人もすばらしく、牧歌的な社会派という不思議なジャンルを切り開きそうな監督の今後に期待です。
ころりさんさん [DVD(邦画)] 6点(2012-08-30 16:19:07)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 6.59点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 47.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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