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SUPER8/スーパーエイト(2011) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 SUPER8/スーパーエイト(2011)
製作国
上映時間111分
劇場公開日 2011-06-24
ジャンルサスペンス,SF,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 スピルバーグとエイブラムズという新旧エンタメ作家の共作という雰囲気で、TVドラマ『LOST』のスリルとサスペンスのなかに『ET』の子どもたちを放り込んだという感じでした。とくに最初の列車脱線シーンは、『LOST』の墜落シーンを思わせる見事なスペクタクルでした。宇宙人が思ったより凶暴でびっくりしましたが、それは80年代と現代と比べて「他者」というものの持っている意味がすっかり変わってしまったということでもあるかもしれません。9.11以降のあれこれを考えれば、恐ろしい存在のエイリアンだからこそ、そのエイリアンと心を通わせることの意味というかメッセージ性はとてつもなくストレートなわけです。これは『ET』とは似て異なる、現代的なメッセージを反映した映画だといえます。ただ、それでも、やはり2人の映画作家の世界がうまく共存しているとは言い難く、スピルバーグで育った自分にとっても、あまりにもスピルバーグ映画へのオマージュを詰め込みすぎの印象でした。もっとエイブラムズの色というか、「2010年代のSFはこういうものなんだ、すごいだろ」というところを、見せてほしかったなあと思いました。
ころりさんさん [映画館(吹替)] 6点(2011-09-05 13:59:32)
その他情報
作品のレビュー数 106件
作品の平均点 6.21点
作品の点数分布
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321.89%
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976.60%
1010.94%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 49.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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