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真夏の方程式 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真夏の方程式
製作国
上映時間129分
劇場公開日 2013-06-29
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,小説の映画化,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 夏休みの少年モノとして見れば、実験シーンをはじめ見るべきところはそれなりにある。夏らしい風景の切り取りもよい。けれど、それを台無しにする脚本と演出。多くの方が指摘する殺人の動機やミステリーとしての評価は、たぶん原作もそうなんだろうし、少年を犯罪に絡ませて後味の悪さを残すあたりは悪い意味で東野圭吾らしい。ただ、演出としては、たとえば工夫のない杏のダイビングの描写・・。同じアングルをただ繰り返すだけ。また、「家族愛」描写も杏の泣いてる顔を芸のないアップでだらだらと写すだけ。全体的に締まりがなく、登場人物の「感情」を描くシーンの多くが冗長で、こちらの感情を刺激するどころかかえって冷めてしまう。その意味では、変化に乏しい湯川先生を演じる福山雅治と眼力だけで乗り切った白竜以外の俳優みんなが下手くそに見えたのは、演出力や構成力の問題だと思う。ながら見するテレビではいいかもしれないけど、いちおう2時間これに集中するつもりで見ている映画では、このへんの出来が作品の評価を左右するのです。あ、あと前作もそうだけど、基本的にTV版の登場人物(警察側の2人)は完全に顔見せ以外の意味がない蛇足でした。
ころりさんさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-02-07 14:34:26)
その他情報
作品のレビュー数 80件
作品の平均点 5.62点
作品の点数分布
011.25%
122.50%
233.75%
367.50%
456.25%
51620.00%
62126.25%
71417.50%
8810.00%
945.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.92
このレビューの偏差値 42.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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