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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
製作国
上映時間142分
劇場公開日 2019-12-20
ジャンルアクション,SF,アドベンチャー,ファンタジー,戦争もの,シリーズもの,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 おそらくスターウォーズ史上最大の冒頭の字幕説明の第1段落でのビッグ・サプライズ。思わず、「えーーーっ」と映画館で声を出してしまいました(北米なので、冒頭でいきなり「オーマイガ」と言う声も聞こえてきた)。前作のレビューで「J・J・エイブラムズが広げた風呂敷をビリビリに破って捨てた」映画と評したのですが、まさか今作が、その破った風呂敷を集めてつなぎ合わせた映画になるとは予想していませんでした。とにかく、前作で「失敗」とされた設定やエピソードを全部「undo」しまくる展開にちょっと笑ってしまうほど。でも、レイの出自はあのままであってほしかったし、ローズには新しい活躍の場を用意してほしかったし、なにより退場した旧世代のスターたちの見世物興行は終わりにして新世代の冒険活劇を観たかった・・・。さらにいえば、元ストームトルーパーというフィンの秀逸な設定もほとんど活かされないし、ポーについては逆に今作になってやっと取って付けたようなエピソード(それもたいして魅力的ではない)が押し込まれるし・・・。結局、そうした新しいスターウォーズへの希望は、開始1分で見事に打ち砕かれ、新世代の登場人物が次々と旧世界の設定や物語に絡め取られていき、アガるはずの反乱軍大集合は「あ、これもうアベンジャーズで見たな」という思いがよぎって盛り上がれず・・・。そんな酷い状況でも、それなりに楽しんで見られたのは、すべて、デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザックなどの新世代の俳優たちに魅力があったから。このひどい制作陣の混乱のなかで、それなりに説得力のある「絵」を残してくれたことには感謝です。
ころりさんさん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2019-12-28 10:37:59)
その他情報
作品のレビュー数 93件
作品の平均点 6.78点
作品の点数分布
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333.23%
466.45%
51415.05%
61718.28%
72122.58%
81617.20%
999.68%
1077.53%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 40.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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