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《ネタバレ》 やっとチャンスが来た~と思ってテアトルスクエアで一人で観ました。映画ファンで通ってるので、今までどう言うストーリー?なんて人にも聞けず(苦笑)勝手に、南北戦争の犠牲になる純粋な恋愛モノだと思い込んでいたんです。ところが、4時間の間、え?え?え?そうなの?こうなっちゃうの?どうして?うそ~?と心の中でスカーレットに振り回されっぱなしでした。皆さんの言う通り、ワガママで高慢ちきな女。私もずっとあの想定外の人格を好きになれないなぁと感じたけど、でも、手段や性格に難はあっても、その『強さ』に、いつのまにか憎みきれない女性だなぁと思わされていました。何でも手に入れてきたのに、愛する人の心は手に入らない。アシュレーにしても、やっと気付いたレットにしても。そりゃ勝手は勝手だけど愛する想いのすれ違いって、理屈ぬきで切ないもの。泣いて泣いて、故郷で明日考えようと言う彼女の強さ。すご過ぎです。そして、その高慢ぶりに惹かれるレット・バトラー(ワガママな女性が好きって言う男性、今もいるのかしら?(笑)余談)癖があって不思議で、怪しい眼差し。いざと言う時に助けてくれるのに、酒に溺れる弱さもある辺りがイイですよね。それにしてもあまりにも激動の人生を67年前にあんなに美しく映像化出来るなんて!BGMも素晴しかったし、現代の作品と比較出来ずに、やっぱり満点献上です。
【らふらんす】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-25 00:19:33)
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