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ヒストリー・オブ・バイオレンス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヒストリー・オブ・バイオレンス
製作国米,カナダ
上映時間96分
劇場公開日 2006-03-11
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,小説の映画化,漫画の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》  もし父が殺人を犯していたら?それで家族関係は崩壊するのか?
映画では善良な夫トムが過去に殺人なぞ当たり前の元マフィアであった事で苦悩する家族の様を描いている。主人公トムは過去に暴力を限りを尽していた。まさにそのツケ、過去の恨み辛みを持った者がトムへ復讐しにくる。夫の暴力の歴史に家族が巻き込まれてゆく姿は、凄惨の一言。
 ラストに過去に蹴りを付けて来た夫を迎える食卓のシーン。無言で皿を差し出す健気な娘、料理を渡す息子。そして妻の表情。映画はここで幕を閉じるのだが、本当にこのシーンには救われた。
 どんなに過去に悪党で、何人もの人を殺害していても、変わらないことがある。それはトムには帰れる場所があるという事だ。家族が夫を信じること。それだけは紛れも無い真実なのである。
カイル・枕クランさん [映画館(字幕)] 10点(2006-03-17 22:14:04)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 97件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
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1055.15%
作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 64.07
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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