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《ネタバレ》 やはりラプトルは人間の次に知能が高いという設定なのですね。中国人の科学者は実用化の危険性を訴えてましたが、それを利用する世界中の民間人たちは金儲けのことしか考えてない。かりに科学者自身が強い倫理観をもっていても、実際に利用する全員がその倫理を共有しなければ意味がないわけですね。原子力や人工知能もそうですが、遺伝子技術の利用についても、民間の営利企業に委ねるのは非常に危険だという教訓だと思います。
前作に比べると、恐竜のフォルムや動きに不自然なところが多く、一昔前のストップモーション撮影のように見えるところがありました。また、後半は、大きなお屋敷にモンスターが現れるという古典的なスリラー映画のような体裁でしたが、それも科学映画としてのリアリティを損ねてるように感じる。善人と悪人の対比もハッキリしすぎてて、あまりにも勧善懲悪的な物語がベタすぎる印象です。 【まいか】さん [地上波(字幕)] 7点(2020-07-25 06:04:28)
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