Menu
 > 作品
 > フ行
 > 冬物語
 > まいかさんのレビュー
冬物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 冬物語
製作国
上映時間114分
劇場公開日 1992-12-19
ジャンルラブストーリー
レビュー情報
《ネタバレ》 ロメールにしては、ハリウッド・ラブストーリーみたいなハッピーエンディング。でも大好き。すごく幸せな気持ちになれる。ロメール映画としてじゃなく普通のラブストーリーとして好き。おしゃまな娘役の女の子がチョーかわいい。よく見ると、この女の子が物語の鍵を全部にぎってる。母親の感情を完璧に写し取っていて、母親が誰のことを好きで、誰のことを嫌いなのか、ちゃんと分かってる。母親を教会に連れて行くのも彼女。最後は二人の再会も演出!ラストでは母親の「うれし泣き」まで物真似。すべての奇跡を呼んだキューピッドはじつは彼女だったわけですね。ところで、この映画の物語が、ロメールにしちゃ、なんとなく「アメリカ的」な感じがするのは、恋人役の男の人がいかにもフランス人っぽいヤサ男じゃなくて、逞しくて快活なカッコいいアメリカ人みたいな男の人だから、ってのもある。じっさいこの彼は、コックの勉強をしにアメリカにも行くわけだけど。こういう男性への憧れをとおして、この映画じたいが、「アメリカ的」な明朗さに対する微かな羨望をテーマにしてる?と見るのは考え過ぎでしょうか・・
まいかさん 8点(2004-03-30 16:37:35)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 6.62点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5225.00%
6112.50%
7337.50%
8225.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 61.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
冬物語のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS