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吾輩は猫である(1936) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 吾輩は猫である(1936)
製作国
上映時間87分
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,動物もの,小説の映画化
レビュー情報
わたしが見た喜劇映画のなかで最大の傑作。 素人みたいな役者のヘタウマ演技、間のぬけた枠のとり方、べつに面白くないエピソード、中途半端なストーリー・・。何もかもがとても開放的です。すべてにおいて映画的な価値を作ることにコケてる。その「コケ具合」が、全体として、この作品になんともいえない可笑しみを生み出させてしまってます。いまなら学生サークルでつくった素人映画だといわれても、だれも疑問に思わないかも。でも、これを作ってるのは山本嘉次郎なのデス。この上達されたコケ映画を見てしまったらエド・ウッドなんかたぶん要らない。間のぬけた画面の、中途半端な位置で、登場人物がそばをすすってるシーンは、喜劇映画のひとつの到達点だと思いました。
まいかさん 10点(2004-03-18 00:57:11)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 10.00点
作品の点数分布
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