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《ネタバレ》 私の意見は「勝手」かも知れないが。彼女は、まだ戦えると思う。
ベッドの上から出る事は出来なくても、次の人生を戦う事は出来る。 車椅子で大学に通うまでしなくても、人生というリングから降りなくて良い。 そして、片足を失った彼女に「それでも、生きてくれ」と伝える事にこそ、 彼には、本当の意味での「トレーナー」としての役割が、神から課せられていたのではなかろうか。 遠くの誰かに向けた「送り返される封書」ではなく、目の前の愛する者に向けて、 なぜ「生きていて欲しい。一緒に居てくれ。諦めないでくれ」と伝えられない?。 かつて、親友の試合にタオルを投げ入れ損ねた彼は、 彼女の人生に、誤って、タオルを投げ入れてしまったんだ。 犬を埋めた父親の愚行を繰り返さなければ、「本当の父親」になれたはず。 「グローブを着けて、賞金を稼がなくても良い。今、目の前に居る君を愛する者が、 ここに居る」と、なぜ伝えない?。「死生観を揺さぶる映画」かも知れない。 しかし、私には「悔し涙」の為の映画だった。 【じょるる】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-06 21:42:57)(良:1票)
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