Menu
 > 作品
 > ス行
 > スミス都へ行く
 > じょるるさんのレビュー
スミス都へ行く のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スミス都へ行く
製作国
上映時間129分
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,政治もの
レビュー情報
《ネタバレ》 すいぶん前、TV放送されていた本作品。
仕事から疲れて帰って来た私は、なんとなく途中から観始めた。
後半の1時間だけ鑑賞し「なんて素晴らしい映画だ!」と感激したものだった。
今回あらためて冒頭から見直したら…。あれ?なんか違う。
丁々発止な法廷モノと違って、彼の演説は基本理念の朗読。
スミスの不正をでっち上げたテイラー側の嘘をビシッと暴くわけでなく、
議会引き伸ばしの為に長々と朗読し続ける。戦法って、引き伸ばしだけなの?。
チビッ子新聞読んで支持者が集まってくれるかも知れないから?。
支持者のデモは放水などの圧力で押さえ込まれてしまった。
仮にアレが大きくなり、議事堂周辺100万人デモになっていたら…。
しかし、この映画は「民衆に支持されたからこその勝利」の形にしない。
スミスは、長時間頑張って「民主主義が大事なんだー!」と訴え気絶。
結局、ペインが「良心の呵責」を感じて諸々を自白。
なんだか「交渉人が時間掛けて説得すれば犯人も投降するサ」みたいな平和な話。
米国が、まだ「個人の良識」を信じていた時代だからだろうか。
「平凡な一般人が見事な演説」のストーリーから連想して、
チャップリンの傑作「独裁者」が観たくなって来た。
じょるるさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-25 22:07:40)
その他情報
作品のレビュー数 88件
作品の平均点 7.74点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
444.55%
522.27%
61213.64%
72123.86%
81719.32%
92022.73%
101213.64%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 42.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
スミス都へ行くのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS