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シャーリーズ・セロン、アンジェリーナ・ジョリー、ミラ・ジョボビッチ。この3人の女優には、その生い立ち以外にも同じ臭いを感じる。セロンとジョリーはオスカー女優であるにもかかわらず、自身の身体をまさに映像の道具として使い、恥じらいがない反面で色気もない。この作品で、この3人が「アクション映画の揃い踏み」をしたことになるが、三者三様で映画としてもおもしろいので何やら複雑な心情である。「モンスター」で醜い女性を演じた(だからこそ、オスカーが取れたのだが・・・)後のこの作品、セロンが「私はこのとおり美しいのよ、スタイルもいいのよ、アクションもできるわ!」と主張している映画なのであろう。ハル・ベリーやセロン、オスカー女優も一昔前とは性質が変わってきたようだ、それだけ競争の激しい世界か・・・。オスカーを取りながらも、こういう系統の映画に出演し、ほとんどスタントなしで演じたセロンの敬意を表したい。
【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-27 16:07:47)(良:1票)
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