タイトル名	プレステージ(2006)
製作国	米,英
上映時間	130分
劇場公開日	2007-06-09
ジャンル	サスペンス,ファンタジー,ミステリー,小説の映画化

《ネタバレ》　おもしろいと思う、個人的にはハマッた作品。「ＳＦ要素がリアリティがない」とか「マジックのタネが読める」とかは本質ではない（だから、その点は観衆に読みやすく意図的に作ったのだろう）、主人公２人がどのようにして自身を複数化していったのか、そのある意味で異常な過程の中でどんな感情や心の痛みがあったか、まさにラストシーンの２人の会話にテーマが集約されていたと感じた。脚本はさすが！と感じた。伏線もどんでん返しも緩やかに仕上げており、奇をてらう感がないのも良かったと思う。メメント以降の作品にはキレがなく、「バットマン・ビキンズ」では、単なるメジャー監督に成り下がったかとガッカリしていたが、ノーラン監督カムバックの印象を受けた。フィンチャーたちにも頑張ってほしい。

作品のレビュー数	108件
作品の平均点	5.74点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 5 4.63％ 3 6 5.56％ 4 11 10.19％ 5 25 23.15％ 6 23 21.30％ 7 24 22.22％ 8 10 9.26％ 9 3 2.78％ 10 1 0.93％
作品の標準偏差	1.67
このレビューの偏差値	61.63 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値