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彼岸花 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 彼岸花
製作国
上映時間118分
ジャンルドラマ,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 場面転換で流れる極上の音楽、α波がギンギンに出てきてとても心地良い。有馬稲子の芯が強くしかし淑やかで美しい演技、父親と恋人の間で揺れる娘を見事に演じきる。山本富士子(超美人)の味わいがあってどこか艶っぽいポンポン出てくる関西弁も耳に届く度に嬉しくなる、こんな経験は初めてです。なんてたってラストがいい!ハリウッド映画だったら父親と駅で再会して思い切り抱き合うなんて終わり方かもしれませんが(ハグの方が正しいか?)小津監督はそんな下世話な事はせず淡々と電車にのる父親の姿で終わる。これだけで充分父親の寂しさもその反面にある嬉しさも伝わってきます。血がドバーッと出たり、クモ男が高層ビルの間を駆け回るわけでもない。だけど俺にとっては、この映画だって超一流のエンターテイメントムービーだ!!
一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2004-11-02 23:40:05)
その他情報
作品のレビュー数 43件
作品の平均点 7.84点
作品の点数分布
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649.30%
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81227.91%
9716.28%
10613.95%
作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 61.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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