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わが谷は緑なりき のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 わが谷は緑なりき
製作国
上映時間118分
劇場公開日 1950-12-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ファミリー,小説の映画化
レビュー情報
最初に見たのは十代半ば、テレビの深夜映画ででした。字幕で見ると、ナレーションはけっこう勇ましい感じですが、吹き替えでは、久米明さんです。これが何とも言えない、いい味わいなんです。特に久米さんが最後にいう「あの頃の渓はなんて緑だったのだろう」というあたり、、、。そんなかんだで、10代の頃、一番好きな映画は、この映画でした。、、、、、今見てみると、父親を描いた映画でした。ジョンフォードは、「怒りの葡萄」では母を描いていましたが、この映画では、父を描いたということでしょうか。どっちが説得力があり、興味深いかというと、私は、「谷」の父親を推したい。、、、、ああそうか、ヨーロッパやアメリカの人たちは、父親に対して、こういう情感を抱いているのか、ということがよく伝わりますね。、、、、それと映像としては、坂の両側に社宅が拡がっている炭坑の情景がすごいです。それと、落盤のあと、引き上げられるエレベーターの人々の造形が絵画的で美事でした。
王の七つの森さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-21 14:26:40)
その他情報
作品のレビュー数 59件
作品の平均点 7.42点
作品の点数分布
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200.00%
311.69%
435.08%
5610.17%
658.47%
71423.73%
81423.73%
9711.86%
10915.25%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 55.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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