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姿三四郎(1943) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 姿三四郎(1943)
製作国
上映時間79分
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,モノクロ映画,スポーツもの,スポコンもの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
独立した一つの映画としては、確かに、通俗的で面白いものには思えないかもしれません。しかし、黒澤作品という連鎖の最初の輪として見ると、非常に興味深い作品だと思います。、、、、、個人的には、ずっと黒澤映画には、どこか違和感を感じていたのですが、この姿三四郎を見て、黒澤監督の根底的なモチーフが素直に了解できたような気がして、その違和感がかなり解消しました。、、、、理想的な生き方とは何か、そしてそれを阻むものは何か、という問題意識が黒澤監督の出発点であり、その問題をいろいろと考えて行くとき、悪、狂気、生の躍動性といったテーマが次々と現れだのではないかと。、、、、、、、映画としては、最後の右京が原の決闘がしびれますね。村井某の部屋のシーンから風の音がずっと続き、腰よりも高い草が風に揺れる丘、一人三四郎が風に立ち向かう。
王の七つの森さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-24 02:34:25)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 53件
作品の平均点 6.36点
作品の点数分布
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323.77%
4815.09%
5611.32%
61324.53%
7713.21%
81222.64%
947.55%
1011.89%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 62.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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