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彼岸花 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 彼岸花
製作国
上映時間118分
ジャンルドラマ,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
わたしにとって、やっぱり、小津は、笠智衆と原節子です。二人がでてくれば、そこに家族愛があると素直に頷ける。そして結婚などでそれが崩れてゆくとき、得もいわれない感慨に浸ることが出来る。あの人を食ったような、やや軽薄なメロディも、笠智衆のバックに流れるのなら、違和感もない。そして全体として、神話的な空間が拡がってゆく。、、、、、、この作品の、佐分利信はどうなんでしょう。小津の作品にあっては、どうも存在感、生命感が強すぎるのではないかと。或いはあまりに偉そうというか、、、、、。小津作品のマンネリ・テーマにちょっとしたアクセントを加えるという趣はあるのかもしれませんが、なんか浮いているという印象をぬぐい切れません。それに娘である有馬稲子のことを可愛がって、愛しているという雰囲気がいまいち伝わって来ないというか。娘を嫁にやった哀しさも伝わってこないし。
王の七つの森さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-31 10:45:42)
その他情報
作品のレビュー数 44件
作品の平均点 7.86点
作品の点数分布
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649.09%
71329.55%
81227.27%
9818.18%
10613.64%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 50.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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