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《ネタバレ》 本作はもう、オープニングからエンジン全開!
のび太の夢の世界の描写からタイトル画面が出るタイミングといい、ドラえもん映画史上最高のオープニングと言えると思います。 全体的なストーリーは勿論面白いんだけど、今回はあらゆる所からの“パクリ”が面白かった。 魔法の世界に入れ替わった場面でテレビをつけると、GESSAN(月産)スカイラインという空飛ぶ絨毯のコマーシャル!このセンスが最高だし、「極限まで追求した低燃費」とかいう宣伝文句も思いっきり科学的で笑えます。 海外からは「北北西」に進路を取るのもヒッチコックのパクリだし、極めつけは寅さんからの「それを言っちゃぁおしまいよ」の決め台詞!このモロパクリに大爆笑しました。 本題のストーリーは、石像を伏線として序盤に出して終盤で回収するという手の込んだ事をやったりして熱意が伝わってきますが、半端なところで終わらせる事も出来たりしながら何とか綺麗にエンディングに漕ぎついたところに作者の苦悩が垣間見れた感じがしました。 本作で出てきた一番好きなアイテムは、ドラミちゃんが使っていた虫の知らせアラーム。 結構地味ですが、これがないと物語が成立しない超重要アイテム。八方塞がりの時に助けに来てくれる頼もしい妹はこうやって兄の危機を察知するんですね~。 【もっつぁれら】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-02-07 01:44:53)
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