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恐怖省 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恐怖省
製作国
上映時間86分
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ハッキリ言ってストーリーはどうでもいい。
そんな事よりも、闇が描き出すあの独特の恐怖感!もう、カッコイイと言うしかないです。
降霊術のときの龍の玉に照らし出されるニールの表情、妹に撃たれたときの銃弾の貫通した穴からわずかに見える兄の倒れる姿、屋上での銃撃戦の闇から撃ち放たれる一瞬の銃口の光。
とにかく、ただひたすら格好いい。
ケーキを盗む盲人の台詞「俺は暗闇の中でも歩き続けることが出来る」というのは、これらの芸術的演出の伏線になっているようにも取れますし、カラー映画が台頭し始めたこの時代に対するメッセージ・・・・・というのはやや大袈裟ですね。
カラーでなくとも、CGなど使わなくとも、これほどまでに恐怖感や切迫感を演出できる。これこそがクラシック映画の醍醐味。古典にこそ新たな発見があり収穫があるとここに断言します。
クラシック最高!フリッツ・ラング最高!!
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-20 21:47:17)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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6342.86%
7228.57%
8114.29%
9114.29%
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 58.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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