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女は女である のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 女は女である
製作国伊,仏
上映時間84分
ジャンルドラマ,コメディ,ミュージカル,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画を観る前は、ゴダールにアンナ・カリーナにベルモンド、音楽もルグランだし面白くないわけがない!といった感じだったのですが、「気狂い~」よりも「シェルブールの雨傘」よりも前に作られた映画だったんですね~。
映画の中の登場人物や映画を作っている人たちが本当に心底楽しんで映画を作っているのが画面の中から伝わってきました。凄く明るく飛びっきりポップな映画。見ていると、こっちまで楽しくなってきます。
クスクス笑うようなフレンチコメディはあまり好きではないけど、これは面白い。ゴダールが映画で遊んでいる感覚だけでも十分面白くて、さらに主役3人の個性が抜群に光り輝いています。「ホテル代払え」や、本のタイトルで喧嘩するシーンも面白いけど、一番好きなのは、アンナ・カリーナがお腹にぬいぐるみを詰めて妊婦の格好をするシーン。よく考えると、子供を欲しがってる女って結構かわいいかも、などと変な勘違いをしてしまいそう。
前作の「勝手にしやがれ」で主役をはったベルモンドは今回は脇役として登場し(降格?)、衣装も「気狂いピエロ」で見たときのそれと比べるとやや地味目の印象なのがちょっと不満だけど、ここでまた主役をやれば、後の「気狂いピエロ」が作れなくなってしまうからと解釈し、勝手に納得しときます。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-28 18:51:01)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
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326.45%
413.23%
5619.35%
6412.90%
7722.58%
8516.13%
9516.13%
1013.23%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 50.90
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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