Menu
 > 作品
 > サ行
 > さよなら子供たち
 > もっつぁれらさんのレビュー
さよなら子供たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さよなら子供たち
製作国仏,西独
上映時間104分
劇場公開日 1988-12-17
ジャンルドラマ,戦争もの,学園もの
レビュー情報
《ネタバレ》 正直に言ってしまうと、この映画のような起伏のないストーリーというのが苦手で、少なくとも上映時間のラスト20~15分くらいの間に盛り上げ所がある映画でないと観終わってからの充実感がほとんどなくなってしまいます。
ラストがこの映画の主題であるだけに、少年たちのストーリーの中に余計に興味を引くような出来事を入れてしまうと、かえってラストが引き立たなくなってしまうために、このような変化のないストーリーになってしまったと推測できるので、まぁこれはただ単に自分とは相性が悪かっただけだと諦めることにします。
そんな中でも興味を引いたのが、宿舎でみんなが寝静まったときの真っ暗なシーンなのですが、静寂が部屋全体を包む時のあの独特の緊張感が良い味を出していたと思います。
遊んでいる時も食事の時も腕白さ全開の子供たちが唯一静かになる瞬間がその時なわけで、普通に考えて何の出来事も起こりそうにない瞬間を敢えて撮るのが逆に不気味で、実際に、ユダヤの子が蝋燭を立てて祈りを捧げている(?)シーンがあり、それ以降は何かが起こるんじゃないかとドキドキして観てしまいました。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-29 18:05:42)
その他情報
作品のレビュー数 68件
作品の平均点 7.44点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
311.47%
422.94%
5811.76%
61014.71%
71319.12%
81116.18%
91420.59%
10913.24%
作品の標準偏差 1.76
このレビューの偏差値 45.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
さよなら子供たちのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS