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白い馬(1952) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白い馬(1952)
製作国
上映時間40分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,動物もの,ショート(短編映画)
レビュー情報
《ネタバレ》 オープニングクレジットの背後に映る野生の馬の群れ。全てのスタッフの紹介が終わると、いそいそと野に散っていく。なんか、馬を操っているみたいな感じで、不思議な感じがした(もちろん編集ですが)。
自分がこの映画が好きなのは、馬の精悍な出で立ちはもちろんですが、それを引き立てる自然の無表情な美しさ・・・水面の静けさであったり、荒野の乾いた感じ、生い茂った草むらのざわめきや、海の容赦ない荒々しさ・・・などです。
特に、馬が干潟を駆け抜けるシーンが最高に好き。馬が走るのに丁度いい具合に水が浸っていて、水しぶきを上げながら走り抜けるシーンに妙に感動してしまいました。
この白い馬は、少年になついてじゃれあったりして可愛い面を見せるわけでもなく、どんなときも、怪我をした脚を見てもらう時も、群れのリーダーらしく孤高な姿でいるのがとても良かったと思います。
最後、どこまで走って行ってしまうのだろうか、きっと追っ手を振り切ってくれるだろうと思い見ていたら、とても切ないラストを迎えてしまう。
動物は演技なんか出来ないから、余計に心に響くものがありました。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-03 15:18:32)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
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6210.00%
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8735.00%
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 58.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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