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ゲイリー・オールドマンの”どS”ぶりにはゾクゾクしました。 ゾクゾクとしたものとは恐怖以外の何ものでもない。私の映画に対する評価はどれだけその作品に入りこめたかによります。感情があらわになるほど点数が高いというならばこの作品は”恐怖”と”怒り”の感情の高ぶりがありました。「その辺で勘弁してくれよ」と言いたくなるような過酷で残忍な仕打ちにおける恐怖。またその行為を組織として隠蔽してきたことに対する怒り。最後までやりきれない思いで観てしまった。この作品はリラックスした状態で観るよりは落ち込んだ時に観るのがベストだと思います。ちょっとしたことで悩んでいたりした場合はヘンリーよりはましだと思えるから。
【tetsu78】さん 10点(2004-06-02 23:38:01)
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