タイトル名	アドレナリン(2006)
製作国	米,英
上映時間	94分
劇場公開日	2007-07-07
ジャンル	アクション

エロくてグロいんだけど、笑える程度の適度なサジ加減。バカバカしい話なんだけど、しんみりとしたドラマパートも味がある。すごくバランスの良い作品だと思います。特に素晴らしかったのが冒頭で、死を宣告され絶望の淵に立たされたと思いきや、「なんだと～～！！」とブチ切れて残された時間で仕返しに走る主人公。ここで一気に物語が疾走を開始し、以降はバカバカしくも勢いのあるアクションがノンストップで繰り広げられます。見せ場における画面作りはカッコ良いし、アドレナリン切れで命の灯が消えかける主人公の描写もうまいものです。この監督さんのことはよく知りませんが、なかなかセンスのある人だと思います。また、ジェイソン・ステイサムも作品の本質をよく理解した怪演を披露。普通の俳優であればかっこつけようとしたり、感動的な演技を披露したりしようとするもんです。しかしこの人は最後までバカ。このプロ根性には頭が下がります。

作品のレビュー数	71件
作品の平均点	6.23点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 3 4.23％ 3 2 2.82％ 4 3 4.23％ 5 11 15.49％ 6 21 29.58％ 7 15 21.13％ 8 12 16.90％ 9 4 5.63％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.61
このレビューの偏差値	52.98 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値