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幻影師アイゼンハイム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 幻影師アイゼンハイム
製作国米,チェコ
上映時間109分
劇場公開日 2008-05-24
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,ファンタジー,ミステリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 『真実の行方』から『ファイトクラブ』までの間には「デ・ニーロに匹敵する天才アクター」と絶賛されたものの、21世紀に入ると共に手抜きの仕事が目立つようになり、今では演技派と呼ばれることも少なくなってしまった俳優・エドワード・ノートン。しかし、本作においては久しぶりにその実力を発揮しており、「この人はうまい人なのだ」ということを再認識させられました。空白の15年間、アイゼンハイムはどこで何をしていたのかは明確に説明されないのですが、ノートンのミステリアスな雰囲気や立ち居振る舞いによって、その空白は見事に埋まっています。実に説得力のある演技なのです。映画の内容は良くも悪くもノートンの演技に頼りっきりなのですが、余計な要素を加えなかったおかげでなかなか楽しめる仕上がりとなっています。。。
ただし、ラストですべてがぶち壊しになりました。確かにサプライズとしては機能しているのですが、論理的な整合性は完全に無視された、一発芸とも言えるオチには愕然としました。彼らは駆け落ちするために一連の騒動を巻き起こし、その騒ぎの中で無実の皇太子を自殺にまで追い込んだというわけです。刑事も刑事で、この騒動のために出世街道を手放したにも関わらずヘラヘラと笑ってる場合ですか。もし私がこの刑事の立場なら、怒り狂ってるところですよ。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 4点(2013-03-27 22:53:53)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
012.50%
100.00%
212.50%
300.00%
412.50%
5512.50%
61127.50%
71537.50%
837.50%
937.50%
1000.00%
作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 41.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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