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ハングリー・ラビット のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハングリー・ラビット
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2012-06-16
ジャンルアクション,サスペンス
レビュー情報
眠たくなるほど鈍重な娯楽作(『スピーシーズ』『ダンテズ・ピーク』etc…)の合間に、突如としてキレのある傑作(『追いつめられて』『バンク・ジョブ』etc…)を撮るロジャー・ドナルドソンの、現時点における最新作。ドナルドソンが得意とするサスペンスアクションにして、ニコラス・ケイジが出演を熱望した優秀な脚本というだけあって期待は高まったのですが、残念ながら今回は悪い方のドナルドソンでした。サスペンスに必要な緊張感も意外性もなく、予定調和の物語がダラダラと進行するのみ。とにかくツッコミどころの多い作品なのですが、最大の問題点は、闇の仕置組織の存在に説得力を持たせられなかったということです。犯罪者の行動を詳細に把握し、あらゆる機関に根回しをするという高い組織力を持ちながら、ターゲットの殺害という最も重要な場面においてリスクの高いド素人を使う点があまりに不合理。この点を誤魔化す方便がなかったために、かの仕置組織が大マヌケの集団に見えてしまっています。ここんとこ出演作が連続しているニコラス・ケイジは代わり映えのしない演技で面白くないし、終始「雇われ仕事です」という顔をしているガイ・ピアースも魅力に欠けます。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 4点(2012-12-12 14:43:35)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 5.12点
作品の点数分布
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4425.00%
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6425.00%
716.25%
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900.00%
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作品の標準偏差 0.86
このレビューの偏差値 34.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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