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テルマ&ルイーズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 テルマ&ルイーズ
製作国
上映時間128分
劇場公開日 1991-10-19
ジャンルドラマ,コメディ,バイオレンス,ロードムービー
レビュー情報
喜怒哀楽をすべて刺激してくれて、こういうのをいい映画って言うんですね。スーパービジュアル監督リドリー・スコット、こんな人情劇も撮れるだなんてさすがです。いつもとかなり毛色の違う作品ながら、スコット印のビジュアルもちゃんと盛り込んでるし。と、私はかなり楽しめたんですけど、ここのレビューを読むとそう単純な映画でもないようでして。私は「女だてらに男気溢れる映画」と思いながら見てたのでさほど気にならなかったんですけど、フェミニズム映画だと思うとたしかに問題ありです。「男社会における女性の抑圧」というフェミニズムの構図を踏まえてこの映画を見ると、たしかにプロパガンダに近いほどの単純化。男に対する逆恨みの固まりか?とすら思います。本人は意識してるのかしてないのか、リドリー・スコットにはフェミニズムを具現化したような映画が多いように思います。「ブラックホーク・ダウン」を除くすべての映画に、何かしら強い女性が登場しますからね。同じく強い女性好きなジェームズ・キャメロンと比較しても、キャメロンは愛するゆえの力や母性の強さなど、生物としての女性の強さを描こうとするのに対し、「GIジェーン」や「ハンニバル」を好例として、スコットは社会の抑圧を乗り越えようとする女性を好んで描きます。ま、映画が面白ければどうでもいいんですけど。
ザ・チャンバラさん 8点(2004-09-04 01:13:00)
その他情報
作品のレビュー数 171件
作品の平均点 6.42点
作品の点数分布
010.58%
110.58%
252.92%
384.68%
4105.85%
51911.11%
64325.15%
74023.39%
81810.53%
9158.77%
10116.43%
作品の標準偏差 1.97
このレビューの偏差値 54.07
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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