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手紙は憶えている のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 手紙は憶えている
製作国独,カナダ
上映時間95分
劇場公開日 2016-10-28
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの
レビュー情報
《ネタバレ》 【注意!猛烈にネタバレしています】
ルディ・コランダーを名乗る人物は北米に4人おり、そのうちの一人がアウシュビッツの元看守なので一人ずつ訪ねてターゲットを探し出すという『ターミネーター』みたいなお話に、奥さんが死んだことすら覚えていられない主人公という『メメント』みたいな設定がくっついた映画なのですが、本物のボケ老人にしか見えないクリストファー・プラマーの熱演もあって、この復讐行脚がなかなかの緊張感でした。
ただし、襲い掛かってくる元ナチの息子とその犬を急所直撃の見事なガンさばきで撃退した辺りから大オチの察しがついてしまい、そこから先は答え合わせのような見方しかできなくなってしまった点は残念でした。
また、これはおかしな見方なのかもしれませんが、アウシュビッツの元看守とは言え、国家からの指示で動いたことで個人が罰せられる。しかも事件から70年も経った後に自宅を訪問され、娘や孫の前で処刑されるということが、果たして正義と言えるのかという点には違和感を覚えました。その善悪を説いた作品でないことは承知なのですが、それにしても一方的すぎる正義だなぁと。
ザ・チャンバラさん [インターネット(吹替)] 6点(2018-05-24 18:43:26)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.32点
作品の点数分布
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9310.71%
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作品の標準偏差 1.04
このレビューの偏差値 37.71
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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