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ユージュアル・サスペクツ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ユージュアル・サスペクツ
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1996-04-13
ジャンルサスペンス,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 クライムサスペンスとしての硬派な空気作りと同時に、娯楽作としての軽快なテンポも終始維持できており、難解ながらも愛嬌のある映画となっています。ラストでは『リーサル・ウェポン』のような大掛かりな見せ場まで準備されており、非常にバランスの良い映画だと感じました。公開当時にリピーターが続出したのも、本質的に面白い映画だったからこそ。後に巨匠となるブライアン・シンガーの演出は、29歳だった本作の製作時点ですでに完成されていたようです。。。
ただし両手を挙げて評価できないのは、あまりに不可解なオチに納得できなかったためです。「ソゼ=キートン」説を警察と世間に信じ込ませ、みんなが亡霊を追うよう仕向けることがキントの目的だったことは理解できます。しかし、そのために警察の前に姿を現し、挙句に似顔絵まで描かれ、最終的にはニアミスで逃げ切るという幕切れを迎えたのでは、まったく逆効果だったのでは?「今まで披露してきたお話はすべてウソでした」という豪快な語り口は嫌いではないものの、最後の最後で設定に大穴が出来てしまった点は非常に惜しいと感じました。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2013-04-18 01:16:44)
その他情報
作品のレビュー数 547件
作品の平均点 7.48点
作品の点数分布
040.73%
130.55%
240.73%
3132.38%
4203.66%
5417.50%
66712.25%
79617.55%
89717.73%
911320.66%
108916.27%
作品の標準偏差 2.03
このレビューの偏差値 48.83
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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